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オートラベラーとは?仕組み・種類・導入メリットを徹底解説!
オートラベラーとは
オートラベラー(自動ラベリングマシン)は、製品や容器にラベルを自動で貼り付ける装置です。食品や飲料、化粧品、医薬品、工業製品など、幅広い業界で利用されており、手作業と比べて「スピード」「精度」「安定稼働」に優れています。ラベルは消費者への情報伝達や製品識別に欠かせない要素であり、その貼付を自動化することで、生産性向上や人手不足解消に大きく貢献します。

オートラベラーの仕組み
オートラベラーは、ロールラベルをセットし、搬送される製品に合わせて剥離・貼付を行います。センサーや制御機構によって位置を検知し、正確に貼り付けられるのが特徴です。最新の機種ではタッチパネル操作により設定変更が容易になり、ライン切り替えにも柔軟に対応できます。大量生産だけでなく、多品種小ロット生産にも適したモデルが登場し、現場のニーズに合わせた活用が進んでいます。
主な種類と特徴
横貼りタイプ
ボトルや箱など、製品の側面にラベルを貼る方式です。飲料ボトルや調味料容器などで多く採用されています。
上貼り・下貼りタイプ
製品の上面や底面にラベルを貼る方式です。弁当容器や食品パッケージなど、天面表示が必要な製品に最適です。
コの字貼りタイプ
容器のフタから側面にかけてラベルを貼る方式です。弁当や惣菜パッケージに多く使われ、未開封であることを示す「改ざん防止ラベル」としての役割も果たします。表示スペースを広くとれる点も特長です。
導入するメリット
作業効率の向上
人手で行っていたラベル貼付を自動化することで、ライン全体の生産スピードを安定的に高められます。特に大量生産の現場では大きな効果を発揮します。
品質の均一性と信頼性向上
手作業で起こりがちなズレやシワを防ぎ、常に一定の精度でラベルを貼ることが可能です。食品や医薬品など、表示の正確性が求められる分野では特に重要です。
人手不足対策と省人化
深刻化する人手不足に対応できるのもオートラベラーの大きな利点です。作業を自動化することで人員配置を最適化し、労務コスト削減や作業者の負担軽減につながります。
導入前に確認すべきポイント
オートラベラーの導入にあたっては、次の点を確認することが重要です。
- ラベルサイズや形状に対応できるか
- 導入スペースは確保できるか
- 必要な生産能力に対応できるか
- 生産ラインの速度と同期可能か
- 容器の材質や形状に適しているか
- メンテナンスや清掃のしやすさ
- 将来的な拡張性や他設備との連携が可能か
現場の条件に合わない機種を選ぶと、効率低下やトラブルの原因となるため、事前の検討が欠かせません。
当社が取り扱うオートラベラー

大阪シーリング印刷株式会社

株式会社サトー
オートラベラーの導入をサポート
オートラベラーは、製品や容器の形状・ラベル仕様に応じた機種を選定することで、作業効率や品質の均一性を実現できる設備です。貼付精度やライン連携、省人化の効果を考慮し、自社の生産体制に合った機種を導入することで、安定した生産とコスト削減につながります。導入を検討する際は、これらのポイントを踏まえて選定を進めることが重要です。
大分 宮崎 包装梱包ライン自動化・修理 .com では、包装・ラベリングに関する課題に対し、機械選定からライン構成まで幅広くご提案しています。オートラベラーの導入をご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。