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- 製封函機
封函機とは?種類や選定のコツを解説
封函機は、製品が梱包された段ボール箱のフラップをテープや接着剤で貼り合わせ、箱を閉じる工程を自動化する機械です。多様な業界で使用されており、効率的な梱包作業を実現します。梱包工程の自動化を検討されている方にとっては、封函機の導入も一つの手段となります。封函機にも様々な種類がありますので、この記事では、封函機の種類や選定のコツについて詳しく解説します。
テープ貼りの方法から見る封函機の種類
封函機はテープ貼りの種類化から以下のように分類できます。
I型封函機
I型封函機は、最も一般的なタイプで、箱の上部にテープを一方向に自動で張り付ける機械です。小〜中規模の梱包作業に適しており、さまざまなサイズの箱に対応できます。I貼りは、強度がそこまで強くないので、強度が必要な重量物の梱包には向きません。
H型封函機
H型封函機は、箱の四辺すべてにテープを貼ることができるため、非常に高い密封性や強度が求められる場合に適しています。輸出用の梱包など、強度と安全性が重要視される場合に選ばれます。
自動化の範囲から見る封函機の種類
自動化の範囲から見ると以下のように分類できます。
全自動封函機
全自動封函機は、封函までの一連の工程を自動で行います。大量生産が必要な工場や、労働コストを削減したい場合に最適です。
半自動封函機
半自動封函機は、一部の工程に手作業が必要ですが、全自動に比べて低コストで導入できます。少量多品種の製品を扱う場合や、初期投資を抑えたい場合に適しています。
封函機選定のポイント
封函機を選定する際は、以下のポイントを考慮してください。
1. 梱包する製品の種類とサイズ
封函機は種類によって、対応する段ボールケースのサイズは様々です。取り扱う製品のサイズに合わせた封函機を選ぶこと必要があります。
2. 生産量
生産量によって適した封函機の仕様も変わってきます。例えば大量生産の場合は、全自動タイプの封函機で工程を無人化、省人化することで生産性の大幅な向上が見込めます。一方で、多品種少量生産の場合は、全自動タイプのように決められた動作の反復では対応できないことも多く、半自動タイプがd適しています。
3. 予算
全自動封函機は高機能ですが、コストが高く、初期費用が多くかかる特徴があります。一方で半自動タイプは比較的安価で導入しやすいという特徴があるため、予算とのバランスを考慮する必要があります。
4. 操作の容易さ
操作員のトレーニング時間や操作の複雑さも重要な要因です。簡単な操作性の機械を選ぶことで、生産効率を高めることができます。
5. メンテナンスとアフターサービス
定期的なメンテナンスや故障時のサポート体制も選定の重要なポイントです。長期的な運用を考えると、信頼性の高いメーカーから購入することが望ましいです。
当社が提案する封函機とメーカー
当社では封函機、封函ラインの提案が可能です。お気軽にご相談ください。
ストラパック株式会社
ナイガイ株式会社
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封函機は、梱包作業の効率化に不可欠な機器です。種類や機能、コストなど、複数の要素を総合的に考慮して選定することが重要です。自社の生産ラインに最適な封函機を選ぶことで、作業の効率化はもちろん、コスト削減や生産性の向上にも大きく寄与します。封函工程の自動化を検討している場合は、これらのポイントを参考にして、最適な機械選びを行うことが大切です。大分 宮崎 包装梱包ライン自動化・修理 .comでは、これまで多くの生産現場における包装梱包ラインの自動化提案をしてきました。 包装・梱包ラインの自動化なら当社にお任せください。