近年、多くの業界で人手不足が問題になっていますが、製造業も例外ではありません。そのため製造現場では機械による自動化が取り入れられています。完成した製品の箱詰めについても自動化が進められており、段ボールのサイズや製品の仕様、詰め方によって様々な機械が用いられています。

本コラムでは、箱詰めを自動化する段ボールケーサーについて、種類や特長を解説します。

段ボールケーサーの種類と特長

段ボールケーサーには目的や仕様によって様々な種類があります。

ロボットケーサー

完成した製品をロボットアームによって箱詰めするケーサーです。ロボットケーサーは前後の工程となる製函工程や封函工程は行わず、製函機と封函機の間に設置されるパターンが多い機械です。

特長として、専用機とは異なり自由度が高くなるため様々な箱詰め方法に対応可能となります。

縦型ケーサー

広く一般的に活用されているケーサーです。箱詰めの工程を担う機械のため製函機と封函機と合わせて導入されます。シンプルな構造とされていますが箱詰めの仕様などは柔軟に対応が可能となります。

特長として汎用性が高く、幅広い製品に用いられています。各種集積装置や前後工程の機械と組み合わせて様々な種類の箱詰めに対応可能です。

ラップアラウンドケーサー

段ボールケーサーとして一括りにされることの多いケーサーです。箱の組立、製品を挿入、封函という工程を一括で対応する機械になります。

特長として段ボールのブランクシートで包み込むように包装するためサイドから充填がしにくい製品に用いられています。

セットアップケーサー

ラップラウンドケーサーと同じく、箱の組立、製品を挿入、封函という工程を1台の機械で行っています。

特長として胴貼りした段ボールへサイドから製品を挿入する箱詰め方法が挙げられます。

当社が提案する段ボールケーサーとメーカー

当社では段ボールケーサーの提案が可能です。お気軽にご相談ください。

大森機械工業株式会社

株式会社川島製作所

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段ボールケーサーの導入をサポート

段ボールケーサーは製品の出荷工程の効率化に不可欠な機械です。自社の行う梱包方法にあった機種を選定することが重要です。選定時には生産量、設置スペース、予算や保守の観点から検討を重ねる必要があります。大分 宮崎 包装梱包ライン自動化・修理.comを運営する協和包材では、数多くの段ボールケーサー導入提案をしてきました。

箱詰めの自動化を検討されている方は、当社までお気軽にご相談ください。